奈良市の月ケ瀬梅渓 梅の花見ごろ
2021年03月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
国の名勝に指定されている奈良市月ケ瀬の「月ケ瀬梅渓」で、梅の花が見ごろを迎えている。五月川沿いを中心に100種類約1万2千本の梅が植えられており、今月中旬ごろまで満開の梅を楽しめる。
月ケ瀬梅渓は、約800年前に真福寺境内に天神社を建てる際、菅原道真と縁のある梅を植えたのが始まりとされる。
高台にあり、シーズン終盤まで見ごろが続く天神梅林や、全国から集められた種類の梅の花が楽しめる梅林公園など、梅を楽しめるスポットが点在しており、梅を見ながら散策できる。
兵庫県西宮市から訪れた会社員、谷畑重夫さん(54)は「とてもきれいに咲いていて、すごくいいタイミングで来られた」と話していた。