餃子専門店直伝 奈良市の児童が調理体験
2021年05月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
餃子のあんを皮に包む調理体験が奈良市の飲食店で開かれ、大宮小学校(奈良市)放課後子ども教室に通う児童ら44人が、餃子専門店スタッフ直伝のコツを教わった。
調理教室は、近鉄新大宮駅近くのビルで開催され、同じビルに入る「生餃子製造直売所GYOZA」のスタッフが丁寧に指南。児童らは、あんをのせた皮の両端を折りたたみ、ひだは3つほど寄せるだけでできる包み方などを教わった。
「お金さえ出せばなんでも買える時代に、家にある材料で料理を作るきっかけになれば」と、主催したNPO法人大宮地区社会福祉協議会の今西康乃代表(59)。小学5年の尾上知優さん(10)は「お母さんを手伝うときの包み方と違うけれど、意外にうまくできたはず。家族に私が包んだ餃子を食べてもらいたい」とほほ笑んだ。