蔵元を飲み比べ「奈良の夏冷酒」 ラベルに金魚
2021年05月25日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県内5つの蔵元による共通ブランド「奈良の夏冷酒」の飲み比べシリーズが発売された。今年8年目となる企画で、涼しげな薄いブルーのボトルに今季は、金魚のイラストを描いたラベルをつけた。
5つの蔵元と銘柄は、今西清兵衛商店(奈良市)の「春鹿」▽奈良豊澤酒造(同)の「豊祝」▽八木酒造(同)の「升平」▽梅乃宿酒造(葛城市)の「梅乃宿」▽北村酒造(吉野町)の「猩々」。
それぞれ原料に県内産のコメが使われている。アルコール度数は14~15度で、炭酸飲料で割って、すっきりとした味わいを楽しむ飲み方も提案。企画・販売を担う酒類卸「泉屋」(奈良市)の今西栄策社長は「新型コロナウイルスの影響で、奈良に帰省できない家族や会える機会がなくなっている親しい人に贈るギフト品としても活用してほしい」と話す。
販売本数は5社で計5千本で、県内の酒類販売店、泉屋通販サイトから購入できる。各500㍉㍑入り、1078円。問い合わせは泉屋(0742・26・1234)。