東塔かたどったおみくじ授与 薬師寺
2021年06月12日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
約1世紀ぶりの解体修理が完了しよみがえった薬師寺の東塔(国宝)をかたどった容器に入った
「東塔おみくじ」=写真=が製作され、同寺で授与されている。
おみくじは裳階(飾り屋根)が付いた東塔をデザイン。高さ約5㌢の陶器に入っており、ひもを引っ張るとみくじ紙が取り出せるというユニークな仕組み。落慶を記念するグッズの一つとして作られた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で落慶法要は延期されたが、今春からは東塔初層の特別開扉が行われている。
担当職員は「このおみくじをきっかけに若い人も東塔に興味を持っていただければ」と話している。500円。