労災防止に尽力した企業、個人表彰 橿原で産業安全衛生大会
労働災害の防止や働く人の健康確保・快適な職場づくりを目的にした県産業安全衛生大会(県労働災害防止協会連絡協議会主催)が14日、橿原市のかしはら万葉ホールで約630人が参加して開かれ、労働安全衛生に功績のあった9事業所と個人18人が表彰された。
県労働災害防止協会連絡協議会は、県労働基準協会など6団体で組織。大会は毎年開催され、今年で44回目。
大会では吉野彰一奈良労働局長が「労働災害防止に努力し、自主的な労働安全活動の実施に期待します」とあいさつ。県労働基準協会などから、労働災害防止などに取り組んだ建設や運送、林業・木材製造関係などの27事業所・個人に表彰状が贈られた。
このあと受賞者を代表し、村本建設の市岡武・奈良本店長が「受賞を契機に新たな気持ちで安全衛生活動に務めていきたい」と謝辞。「参加者1人1人が安全、健康、快適な職場づくりに全力で取り組む」とする大会宣言も採択した。
【関連記事】
【関西の議論】「居場所ないので自分を始末します」勤務医が過労自殺 医療現場は〝ブラック〟?
【関西の議論】「この世から消えてしまえ」「本当にばかだね」「彼女と別れろ」…責任問われた上司たち
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)