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弘法大師の人間味を講談で 橿原の川本さんが24日高野山で披露


 高野山(和歌山県高野町)の開創1200年を記念し、橿原市在住の講談師、川本三栄子さんが、同山を開いた弘法大師・空海の生涯を伝えるオリジナル講談「弘法大師伝~高野の里に咲く~」を24日、高野山奥の院の頌徳殿(しょうとくでん)で披露する。川本さんは「大師の人間味あふれるところを伝えたい」と話している。

「弘法大師伝」について説明する川本三栄子さん

「弘法大師伝」について説明する川本三栄子さん

 川本さんは平成22年に講談師としてデビュー。奈良の歴史を伝える「奈良講談」にも取り組み、これまでに光明皇后の千人の垢流しやかぐや姫、中将姫などの伝承を紹介する作品を披露してきた。現在は橿原市観光大使や王寺町観光・広報大使も務めている。

 高野山では開創1200年を記念し、今月は秘仏の特別開帳を実施中。川本さんはこの時期にあわせ、同山の金剛峯寺から勧められて講談を披露することになったという。

 「弘法大師伝」は、弘法大師が奈良などで修行した後、中国・唐に渡って恵果に師事。真言密教を学んで帰国し、高野山を開いた生涯を語る内容といい、特に母との再会について強調する。

 高野山の玄関口に位置する和歌山県九度山町の慈尊院に伝わるその伝承とは、わが子が開いた山を見たいと故郷から出てきた母が、女人禁制で入れなかったため慈尊院に住み、大師が月に9度、お山を下って会いにいった-といった話。

 「大師の宇宙的なところよりも、人間味のある側面、母に孝行したところを語りたい。それによって大師を身近な人に感じてもらうことができれば」と川本さん。大師が東大寺(奈良市)の別当に任じられたり、久米寺(橿原市)で大日経に出合うなど、奈良とも縁が深いことも知ってもらいたいとしている。

 24日の講談は、午後1時半、2時半、3時半からの3回。1回30分程度。入場無料。

 問い合わせは、金剛峯寺(☎0736・56・2011)。

 川本さんの所属事務所のホームページは、http://kirameki-sakura.jp/

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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