創立60周年祝う、福祉事業に邁進してきた「東大寺整肢園」
2015年10月30日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
聖武天皇の1200年御遠忌記念として、昭和30年に開設された旧肢体不自由児施設「東大寺整肢園」(奈良市)の創立60周年を祝う式典が29日、同寺の金鐘ホールで行われた。
東大寺では、聖武天皇と光明皇后が福祉事業を展開した精神に基づき昭和30年に同寺福祉事業団を発足させ、同年に整肢園も開設。以来、障害児医療や子供、大人を問わない手足の不自由な人らの診療、リハビリテーションを行ってきた。平成11年に重症心身障害児・者通所施設「華の明」、20年には重度心身障害児施設「光明園」を設け、現在、整肢園は同園に統合されている。
記念式典では物故者の慰霊法要や歌、演奏の披露などがあった。
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