空海ゆかりの元興寺で14日、遣唐使追善法要
2015年11月14日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
元興寺(奈良市)は、遣唐使船で中国・唐に渡ったゆかりの僧侶らを顕彰する初の「遣唐使追善菩提法要」を14日午前11時から、同寺極楽堂(曼荼羅堂)で営む。
飛鳥時代から平安時代にかけて派遣された遣唐使には元興寺(法興寺)に関係する僧侶も多く含まれ、帰国後は大きな功績をもたらした。同寺に東南院(禅院)を建てた道昭や、唐に渡り日本に密教を伝えた「入唐八家」の円行や常曉といった元興寺の僧侶がいたほか、同寺は空海ともゆかりがあったという。同寺では「ゆかりの僧たちを顕彰する第一歩にしたい」としている。
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