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南都銀行は減益、27年9月中間決算 関西主要地銀5行は過去最高益


 近畿2府4県の主要な地方銀行、第二地方銀行計9行の平成27年9月中間連結決算が13日、出そろった。取引先の倒産に備える与信費用が減少したほか、運用益が増加するなどで6行の最終利益が増加し、うち京都、紀陽、関西アーバン、滋賀、池田泉州の5行は過去最高益となった。一方、貸出金利息の減少などで南都銀行など3行は減益だった。

銀行中間決算

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 京都銀行は、投資信託の販売手数料の増加や営業経費の減少などで、最終利益が前年同期比7・7%増の137億円と過去最高となった。

 株式の売却益や資金運用益などが下支えした池田泉州ホールディングス(HD)と紀陽銀行、国債の売却益が膨らんだ滋賀銀行や、与信費用が減った関西アーバン銀行も過去最高益。近畿大阪銀行も最終利益が21・8%増と好調だった。

 一方、南都銀行は貸出金の金利低下や国債売却益の減少が響き、減益となった。みなと銀行も中国経済の減速による市況悪化で投資信託の販売が伸び悩み、減益。

 南都銀の北義彦常務は決算記者会見で「預金により調達した資金を融資して増やすという資金利益は、低金利で年々減少している。今後、市場で運用益を上げていくしかない」と話した。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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