スーパーボール作ったよ 科学って面白い 祭典に1500人
科学への興味を深めてもらおうと「青少年のための科学の祭典2015」奈良大会が奈良工業高等専門学校(大和郡山市矢田町)で開かれ、約1500人が参加した。
県内の教員や大学教授らでつくる実行委員会が主催し、平成10年から毎年開催。児童や生徒、大学生のほか教員や企業の研究者が計48ブースを出展し、光で固まるプラスチックシートでのオリジナルスタンプ作りや、「音と振動」の関係を体感できるグラスハープ体験、スーパーボール作りなど、参加者らがさまざまな展示を楽しんでいた。
スタンプ作りなど体験した生駒市立生駒中学1年の鶴岡佑樹さん(12)は「実験の過程や実際に成功した瞬間がすごく面白い」と笑顔。実行委員長で奈良高専電気工学科の土井滋貴教諭(56)は「科学に携わる人の情報交換や、表現の場として生かしてもらえたら」と話していた。
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