町家に感動、フランスの高校生が高取の土佐街道散策
県立高取国際高校(高取町)と姉妹校協定を結んでいるフランスの高校生らが、江戸時代の町家が残る同町の土佐街道を散策。伝統的な日本の風景を楽しんだ。
同校は平成11年から、フランスのボワシ・ダングラ高校と隔年で相互に訪問団を約2週間派遣しており、13年には姉妹校協定を締結。今回はボワシ・ダングラ高校で日本語を学んでいる2、3年の生徒23人が来日し、高取町役場を表敬訪問した後、近鉄壺阪山駅から土佐街道を散策。石畳の街道に町家の残る風景などを見学した。
高取国際の東英樹校長(58)は「日本の文化に触れ、今後の人生の糧となるものを学んで帰国してほしい」。ボワシ・ダングラ高校3年のアルノー・ゲーズさん(17)は「町家の門構えなどがとてもきれいで感動しました」と話していた。
【関連記事】
奈良・高取城跡、赤色立体地図が完成 レーザー三次元計測で施設新確認も
「小さな力でもネパール大地震復興支援」 奈良・高取国際高生が募金活動
奈良・高取町で最大級の大壁建物跡出土 檜隈氏の関連有力者住居か
ひと味違った東大寺をめぐりませんか 12月16日にガイドと歩き旅企画 参加募集
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)