シニアファーマー17人巣立つ 第2の人生を農業の担い手に
2015年12月16日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
退職後に農業を始めるシニア世代を対象とした県農業大学校(橿原市)の「シニアファーマー養成講座(秋コース)」の閉講式が同校で開かれ、17人が講座を修了した。
就農人口を増やそうと同校が平成17年から開講しており、これまでの修了者は664人。今回修了した17人は8月から校内の実習地で栽培の基本や、農機具の使い方などを週2回、計18回の講座で学んだ。
閉講式では同校の谷川元一校長(57)が、「本校で学んだ技術を実践し、県の新たな農業の担い手となってほしい」とあいさつ。受講生らが谷川校長から修了証を受け取った。
広陵町の岩井達雄さん(60)は「講座を受けるまで農業をしたことがなかったので、栽培など基本から学んだ。今後も受講者同士で情報交換するなどし、スキルアップを目指したい」と話していた。
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