東大寺・お水取りの練行衆決まる 1265回目の二月堂修二会
2015年12月17日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
東大寺(奈良市)は16日、来年の二月堂修二会(お水取り)にこもる僧侶、練行衆11人の配役を発表した。役職者の四職4人のうち、戒を授ける和上は参籠26回目の平岡昇修師が初めて務める。祈願の中心である大導師は参籠31回となる狹川普文師。
奈良時代から続く二月堂修二会は来年で1265回目。練行衆は2月20日から前行の別火に入り、3月1日から2週間にわたる本行を勤める。配役は次の通り。(敬称略)
【四職】和上=平岡昇修(上之坊住職)▽大導師=狹川普文(北林院住職)▽咒師=上司永照(持寳院住職)▽堂司=森本公穣(清凉院住職)
【平衆】北座衆之一=上野周真(真言院住職)▽南座衆之一=尾上徳峰(祥明寺住職)▽北座衆之二=池田圭誠(金龍寺副住職)▽南座衆之二=狹川光俊(上生院住職)▽中灯=筒井英賢(新禅院住職)▽権処世界=平岡慎紹(金珠院住職)▽処世界=北河原公慈(中性院徒弟)
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