万葉日本画のすべて 5日から県立万葉文化館で展覧会
2016年01月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
万葉集に詠まれた歌をモチーフにした万葉日本画展「すべて見せます万葉日本画~人物」が1月5日から、県立万葉文化館(明日香村)で行われる。2月21日まで。
同館が所蔵する万葉日本画のうち、人物画をテーマに50点を展示。「額田王」(平山郁夫)や大津皇子と石川郎女の相聞歌をモチーフにした「山のしづく」(高橋天山)など、人物や人物を通した情景などが描かれた絵が並ぶ。
万葉集には天皇や貴族のほか、下級役人などさまざまな身分の人々が詠んだ4500以上の歌が収められている。担当者は「絵を見て万葉集を学び身近に感じてもらえたら」としている。
1月10日午後1時半からは、学芸員のギャラリートークも。開館は午前10時~午後5時半(月曜休館)。観覧料は一般600円、高校・大学生500円、小・中学生300円。問い合わせは同館(☎0744・54・1850)。
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