金峯山寺で3日「節分会」 吉野山で鬼火の祭典キャンペーンも
「福は内、鬼も内」と唱え、全国から集まった鬼を調伏する珍しい伝統行事で知られる金峯山寺(吉野町)の節分会が3日、同寺の蔵王堂で営まれる。同町観光協会はこれに合わせた「鬼火の祭典キャンペーン」を3日まで、周辺で開催。夜の吉野山が行燈などで彩られるほか、ライブなども開催される。
節分会は3日午前11時から。役行者が鬼を改心させたとの言い伝えにちなむ「鬼踊り」が披露され、「福は内、鬼も内」の掛け声で豆をまく。この日は午後2~8時まで、地元の民宿や旅館の女将が考案した「吉野雪どけ笑い鍋」が味わえる「福も鬼もみーんな集まれ吉野山」も聚法殿(吉野山ビジターセンター)で開催される。
2日午後5時からは、吉野杉や吉野和紙で作られた行燈や赤膚焼の燈火器で吉野の夜を彩る「吉野桜燈火」、午後7時からは6匹の鬼が同寺の蔵王堂に集まる「鬼歩き」、歌や和太鼓の奉納演奏「鬼火ライブ」がなど開催される。問い合わせは吉野山観光協会(☎0746・32・1007)。
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