夢は「世界的なバイオリニスト」 ジュニアグランプリの杉谷さんが天理市長と面談
全国のアマチュア音楽家が集う「第3回いかるが音楽コンクール2015」で最優秀ジュニアグランプリを受賞した私立天理小2年、杉谷歩の佳さん(8)=橿原市=が天理市役所を訪問し、「将来はプロのバイオリニストになりたい」と夢を語った。
母の千幸さん(46)が天理を訪れた際、「きれいなお嬢さんがバイオリンを持って歩いていた姿に、娘にもやってほしいと思った」のがきっかけで、3歳でバイオリンを始めたという歩の佳さん。国内外で活躍する天理教音楽研究会の岩谷悠子さんに師事し、毎日5時間練習。昨年11月に行われたコンクールでは小中学生の管弦楽部門に出場、バイオリンでモーツァルトコンチェルト第4番第3楽章を演奏し、見事グランプリを受賞した。
夢は「ウィーンで音楽を学んで、世界的なバイオリニストになること」といい、来月には同市文化センターでのキッズコンサートにも出演予定。面談した並河健市長も「毎日5時間の練習はすごい」と称賛、「天理でも機会があれば演奏会を開いてほしい。これからの活躍に期待しています」とエールを送った。
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