春本番の大和路疾走 市町村対抗子ども駅伝 奈良市がV
県内の小学生が参加し、足の速さを競う「第11回市町村対抗子ども駅伝大会」が5日、馬見丘陵公園(広陵、河合町)で開催された。春本番の暖かい気候の中、選手らは懸命にたすきをつなぎ、沿道からは声援が響いた。
長距離走を通じて子供たちの体力向上につなげようと県などからなる大会実行委員会が主催。主に小学5、6年の児童約430人が参加し、男女4区間ずつの計8区間、約14キロのコースを走る「駅伝の部」と約1・5キロを走る「タイムトライアルレースの部」が行われた。
開会式では、斑鳩町立斑鳩東小学校の林克樹君(12)と寺田穂香さん(12)が「日ごろの練習の成果を発揮し、仲間とともに最高の思い出になるよう最後まで走り抜くことを誓います」と元気に選手宣誓。
駅伝の部では、奈良市が香芝市を3秒差の接戦で制し、5年連続8回目の優勝を果たした。アンカーを務めた奈良市立あやめ池小学校6年の畑木沙耶さん(12)は「『絶対負けない』という気持ちで走りきりました」と笑顔をみせた。
上位の結果は次の通り。
①奈良市②香芝市③橿原市④五條市⑤桜井市⑥王寺町⑦生駒市⑧葛城市⑨大淀町⑩宇陀市
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