あなたも森を守れます、大台ケ原のシカ食害防げ ボランティア募る
大台ケ原一帯の森林をシカの食害から守ろうと、三重森林管理署などは10月3日、樹木にネットを巻く保護活動を実施する。現在、作業を手伝うボランティアを募集している。
大台ケ原一帯では、ニホンジカがトウヒなどの樹木の皮を角で剥いで食べ、木が枯れる森林衰退が深刻化。これを受け、平成12年から同署などが保護活動を実施している。担当者は「森林再生に一緒に取り組み、木々とシカの共生を考えるきっかけにしてほしい」としている。
作業は午前10時~午後3時半で、大台ケ原駐車場(上北山村小橡660の1)に集合。参加費100円。弁当と雨がっぱを持参のうえ、動きやすい服装で参加する。
申し込みは往復はがきに住所、参加者名(4人まで)、年齢、性別、電話番号を記入し、今月15日までに、〒519―0116 三重県亀山市本町1丁目7の13 三重森林管理署ボランティア募集係に郵送する。問い合わせは、三重森林管理署(電050・3160・6110、平日午前8時半~午後5時)。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)