「重陽の節句」祝う和菓子限定販売 桜井の吉方庵
9月9日は「重陽の節句」。桜井市の和菓子店「大和路遊心菓 吉方庵」では、節句の習慣の一つを和菓子で表現した「着せ綿」を、9日まで限定販売している。
五節句の1つである重陽の節句は菊の季節にちなみ、「菊の節句」とも呼ばれる。「着せ綿」は、節句の前日に菊の花にかぶせて花の露や香りを含ませた綿で、身体を清めると長生きできると伝えられる習慣。同店では3年前から毎年、この季節限定で販売している。
山芋を使った上用まんじゅうで菊の花を、あんと餅粉を合わせた練り切りで綿を表現した「着せ綿」は、見た目も華やか。橿原店の四井緑店長(29)は、「日本に伝わる大切な風習を、おいしく楽しく知っていただければ」と話している。
3個入り税込み550円。問い合わせは、桜井本店(電0744・43・2306)、または橿原店(電0744・26・1800)、真美ケ丘店(電0745・54・2888)。
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