みずみずしい秋の実りたわわに 明日香村の「あすかぶどう園」
明日香村の「あすかぶどう園」で、ブドウの王様・巨峰狩りが始まり、訪れた観光客らが甘いブドウに舌鼓をうっている。
村はブドウの産地として知られ、あすかぶどう園は約40年の歴史を持つ観光農園。自然栽培がモットーで、丘陵地の約4千平方㍍の園内には、防水袋で保護され大きく実ったブドウがいくつも枝から垂れ下がっている。
園主の石田宗久さん(62)は「今年は雨が多かったが、甘みは例年並み。自然を体感しながらブドウ狩りを楽しんでほしい」。友人同士で初めて訪れたという橿原市の山中綾乃さん(24)と大阪市淀川区の池田理恵さん(24)は「みずみずしい感じ。甘くておいしい」と笑顔で話していた。
あすかぶどう園のブドウ狩りは10月上旬まで楽しめるという。問い合わせは、あすかぶどう園(電0744・54・2808)。
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