「森にできるように」 奈良トヨタグループが川上村でヤマザクラなど植樹
2016年04月9日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
川上村が景観再生活動として進める「未来への風景づくり」に奈良トヨタグループが協賛、同グループの菊池攻社長らが旧白屋地区の集落跡地にヤマザクラなどを植えた。
旧白屋地区は平成15年、大滝ダムの試験湛水によって発生した地滑りで、住民が地区外に移住し、現在は無人。村は集落跡の保全や景観再生を目的に、植樹などを進めている。
6日は奈良トヨタグループの関係者ら約40人が参加、ヤマザクラとイロハモミジ計5本を植樹。同グループの菊池社長は「今後も植樹を増やし、1つの森にできるように育成したい。少しでも村の活性化に協力できれば」と話し、栗山忠昭村長は「人々の長い暮らしの歴史があり、この地を愛していたことを未来につなぎたい」と述べた。
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