見れば「すごい」を実感、「中国リアリズムの煌めき」展 23日まで、県立美術館
中国で5年に1度開催される展覧会「全国美術展」の受賞作品から厳選した76点を紹介する、国際現代アート展なら2015後期特別展「百花繚乱 中国リアリズムの煌(きら)めき」が県立美術館(奈良市登大路町)で開かれている。23日まで。
全国美術展は中国最高峰の展覧会とされ、数万点にも上る応募作の中から秀作約600点が中国美術館(北京市)で展示される。この内、厳選した作品が日本や韓国、欧米でも巡回展で披露されている。
今回は「驚異のリアリズム」をテーマに、写真のような精密さで描かれた2メートルを超える大作のほか、漆画や油彩画、版画、パステル画、立体など、現代中国美術の動向を知ることができる展示となっている。
入館料は一般800円、大学・高校生600円、小・中学生400円。月曜休館。問い合わせは同館(電0742・23・3968)。
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