番号欠落の保険証 1万4856人分誤発行 桜井市
2016年05月31日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
桜井市は30日、保険証番号の冒頭の数字が欠落した国民健康保険証を1万4856人分発行していたと発表した。医療機関からの指摘で発覚、今月17日に正しい番号の保険証を再発行したという。
市によると、保険証は名刺サイズ。被保険者名を大きくするレイアウト変更のため、大阪府内の業者に印刷システムを発注。しかし、業者が誤って保険証番号の最初の「0」を省略し、本来は7けたの番号を6けたとしていたのに気づかずに印刷し、今年3月11日と16日に計8249世帯に発送していた。
誤った保険証番号が原因で治療が受けられなかったなどのトラブルは報告されていないといい、松井正剛市長は「業者との連携、確認作業が十分でなかった。チェック体制を強化し、信頼回復につとめていきたい」とした。
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