未来の写真家をたたえる 奈良写真フェスタワークショップ表彰
奈良から世界にはばたく若手写真家を育成しようと行われたワークショップ「米国写真家と一緒に撮る奈良の1日」(奈良写真フェスタ実行委員会主催)の表彰式が入江泰吉記念奈良市写真美術館で行われ、奈良市立飛鳥小5年の奥田みなみさん(11)と東大寺学園高校1年の堀蓮太郎さん(16)が、小学館賞に選ばれた。
ワークショップは7~8月に行われ、米国の写真家、テリ・ワイフェンバックさん(58)が小中高校生に写真撮影を指導。受賞した奥田さんは「奈良の魅力を写そうと思った。うれしいです」、堀さんは「将来プロになりたいので、いいステップになったと思います」と話した。
表彰式に先立ち、実行委員長で写真家のNAOKIさん(65)とモデルの三浦りさ子さん(47)によるトークショーも開かれ、NAOKIさんは「若い人には写真を通してもっと奈良の魅力を知ってほしい」などと話した。
同館ではテリさんとNAOKIさんが奈良で撮影した作品を展示する「NW展 奈良から世界へ」を来月4日まで開催。ワークショップの参加者らが撮影した作品約40点も並んでいる。
開館は午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館(今月21日は開館)。入館料は一般500円、高校、大学生200円(高校生以下は土曜日無料)、小中学生100円。問い合わせは同館(電0742・22・9811)。
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