還暦になっても野球 宇陀市でオープンの集い 年齢感じさせないプレー
シニア世代からも野球を盛んにしようと、県内の還暦野球チームに所属する60歳以上の人らが参加する合同練習会「還暦野球オープンの集い」が2日、宇陀市の市総合運動場で開かれ、参加者たちは年を感じさせない軽やかな動きで練習に励んだ。
還暦野球は原則60歳以上が対象で、県内には14チームがあり、計約300人が所属している。公式戦は1試合90分と決まっており、1日で2試合行う。今回は普及を図るため初めて集いを開いた。
参加した約15人は足腰を鍛えるための準備運動や、キャッチボール、バッティングの練習などをした後、練習試合を行い、元気な声が飛び交っていた。
参加した高取町の新井健夫さん(63)は「所属チーム外の人と交流を図りたいと思い参加した。生涯、野球を続けられるよう練習したい」、一般社団法人日本生涯還暦野球協会県支部の責任者、寺岡稔さん(72)は「野球が好きな人はどんどん参加してほしい。『野球王国奈良』をシニア世代からも盛り上げていきたい」と話した。
9日、23日も合同練習会が宇陀市の大宇陀運動場で予定され、参加者を募集している。対象は原則60歳以上の野球が好きな男女。問い合わせは同協会(☎090・6963・7366)。
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