「米軍NO!」のイラストは政治的中立損なう 奈良市が「戦争展」後援取り消し
奈良市の仲川げん市長は26日の定例会見で、市の生涯学習センターで28日から開催される「平和のための奈良市戦争展」について、市の後援を取り消したことを明らかにした。告知チラシのイラストが「政治的中立性を損なう恐れがある」ためとしている。
同展は、市教職員組合など12団体でつくる「平和のための奈良市戦争展実行委員会」が毎年開催し、今年で23回目。戦争に関するパネルや戦争遺品の展示、戦争体験談やDVD放映などを予定しており、同市と市教委が毎年後援してきた。
市によると、後援申請は5月にあり、申請を受けて人権政策課が実行委と企画内容を協議のうえ、6月22日に承認。だが、今月に入ってから告知チラシを見た市民から「政治的に中立ではない」などの苦情が市に寄せられた。
チラシの内容を確認したところ、米軍に市民が「NO!」というイラストが描かれていたため、「市の政治的中立性を損なう恐れがある」として今月22日に後援を取り消した。市教委も対応を協議中で、27日にも結論を出すという。
仲川市長は「イラストが『在日米軍はダメ』というニュアンスとなっているのが問題となった。政治色が色濃く出ているものは後援できない、という判断だ」とした。
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