「ぐるっとバス」新ルート・値上げへ 奈良市中心市街地 令和7年度から適用
県、奈良市、バス会社、交通関係団体などでつくる「奈良中心市街地公共交通活性化協議会」(議長・仲川げん同市長)の会合が日、同市役所で開かれ、協議会が運営する周遊バス「ぐるっとバス」のルート見直しと運賃値上げを了承した。新しいルートと運賃は令和7年度から運用される予定。
現行の東大寺大仏殿前と若草山麓を結ぶ「若草山麓ルート」と、ならまちや近鉄、JRの奈良駅などを経由する「奈良公園ルート」を統合し、「奈良公園ぐるっとバス」として運行。新たなルートは同山麓、奈良公園バスターミナル、近鉄、JRの奈良駅、ならまちを周遊。運賃は現行の100円を路線バスと同じ250円に値上げする。運行は土日祝日のみ。
近鉄大和西大寺駅や平城宮跡、春日大社本殿前などを結ぶ「大宮ルート」は廃止し、既存の路線バスで肩代わりさせる。利便性向上のため増便なども検討するとしている。
バス業界では運転手不足が深刻化しており、ルートの整理や再編が必要となっていた。また、ぐるっとバスの安価な運賃が同じ区間で運行される路線バスを圧迫していた。
この日の会議では、観光客が増える春秋の中心市街地の渋滞解消のため、車から電車やバスに乗り換えるパークアンドライドの駐車場と市街地を結ぶシャトルバスの運行に関しても話し合われた。


































