警察庁舎から大量の鉄砲と刀剣? 県「明治以降の可能性高い」 御所市の高田警察署分庁舎
奈良県警は、同県御所市の高田警察署分庁舎(御所警察庁舎)の改築工事現場で、銃のようなもの60~70点程度、刀剣のようなもの6点が見つかったと発表した。いずれも腐食が進み、さびたように見える。いつ製造され、なぜここから発見されたのか謎で、関心が高まっている。県文化財課は明治以降につくられた可能性が高く、埋蔵文化財にはあたらないとみている。

御所市の高田警察署分庁舎の改築工事で見つかった銃のようなもの(県警提供)

同様に見つかった刀剣のようなもの(県警提供)
県警施設装備課によると、13日午前11時ごろ、作業員が掘削中、地下約1メートルの地点で見つけ、同課に通報した。いずれも長さ数十センチ。銃のようなものに銃弾は装填(そうてん)されていなかった。高田警察署分庁舎は昭和36年に御所警察署として竣工(しゅんこう)。以前は民有地だったというが、詳しい記録は残されていない。老朽化に伴い令和5年12月から解体し、昨年10月から新庁舎建設の工事が行われていた。
県文化財課によると、現場は弥生時代の大規模な集落跡の鴨都波(かもつば)遺跡の一部になっている。このため、工事に県立橿原考古学研究所の職員が立ち会っていた。
同課の担当職員は「一見して明治以降に製造されたものの可能性が高い」と指摘。「一般論として戦国時代の火縄銃などが出てくれば、埋蔵文化財として扱えるが、明治以降の銃や刀剣が発見されても埋蔵文化財としては扱わないことが多い」と説明している。
銃のようなものと刀剣のようなものは同県大和高田市の高田警察署で保管されており、県警施設装備課は「製造時期や本物かどうかの特定を急ぎ、適切に処理する」としている。


































