不登校の子供を支援 生駒市に「学びの多様化学校」開校へ
生駒市は、不登校の小中学生のための「学びの多様化学校」を近鉄生駒駅前に整備する。市立生駒小学校と市立生駒中学校の分校として令和9年4月の開校を目指す。学びの多様化学校は文部科学省が推進し、不登校児童生徒らに配慮した特別の教育課程を編成できる。県内では、大和郡山市の市立郡山北小学校と市立郡山中学校の分教室として運営している「ASU(あす)」に次いで2例目となる。

「学びの多様化学校」に改修される「デイサービスセンター幸楽」=生駒市
生駒市では、不登校の子供たちのために市内2カ所に「子どもの居場所・学び支援室」を設置するなど対応にあたってきた。しかし、不登校の市立小中学生は令和元年度の175人から5年度には334人と増加。支援体制確立が急務として設立を決めた。
近鉄生駒駅前の市の施設「デイサービスセンター幸楽」(同市北新町)を改修して整備。今月2日開会の市議会定例会に1664万5千円の設計費を含む一般会計補正予算案を提案した。幸楽は7年度でデイサービス機能を終え、ほかの機能を「RAKU|RAKUはうす」(同市谷田町)に移す。
市教育委員会によると、生駒小・中学校の分校だが、校区外の子供が通う場合はいったん両校に転校する形をとって通学する。校名は今後決める。定員は全校で40人の予定。建物は教室の仕切りはなく、不登校の子供に配慮したつくりになるという。
市教委教育総務課の担当者は「不登校児童生徒の学びの場をつくっていきたい」と話している。


































