平城宮跡彩る光のドラマ 奈良市の写真家谷沢さん作品展
2025年09月29日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

朝焼けに彩られる平城宮跡をとらえた作品と谷沢重城さん=奈良市の平城宮いざない館
奈良の風景を撮り続ける奈良市の写真家、谷沢重城さん(75)の作品展が11月30日まで同市の平城宮いざない館で開かれている。奈良での個展は初めてで、約50点を展示。夜明け前に平城宮跡が神秘的な光に彩られる瞬間をとらえた作品などが魅力的だ。
谷沢さんは元々新聞社のカメラマンで、約20年前からは奈良の風景を撮影するようになった。中でも古代人の息吹を感じる平城宮跡に魅力を感じるといい、撮影。明け方の空の色に惹かれ、早朝に自宅から通って撮り続けてきた。
作品展は「時空をこえて|ならのみやこの内と外|」と題して開催。このうち、「朝焼け」は平城宮跡の大極殿周辺が鮮やかなオレンジ色に染まる光景。また、「夏霞」は朱雀門周辺が青やピンク色のグラデーションに包まれた瞬間で、魅惑的な雰囲気が漂う。
また、春日大社(奈良市)や法起寺(斑鳩町)周辺のほか、四季の里山の風景などを撮った作品も展示している。
谷沢さんは「特に平城宮跡周辺で見られる夜明け前の光のドラマを伝えたい」と話している。
開場は午前9時~午後5時。11月10日は休館。観覧無料。


































