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薬師寺 生駒・新管主が法灯継承の決意 晋山奉告法要


金堂の本尊を前に表白を読み上げる生駒基達管主=奈良市の薬師寺

奈良市の法相(ほっそう)宗大本山・薬師寺で1日、副住職だった生駒基達(きたつ)さん(62)の管主(かんす)(住職)就任を伝える「晋山奉告(しんざんぶこく)法要」が営まれた。参列者約千人が見守る中、生駒管主は千数百年にわたる薬師寺の法灯を守る決意を本尊に奉告した。
この日、生駒管主は僧侶らと行列を組んで伽藍(がらん)に到着。薬師三尊像(国宝)が安置された金堂前の特設舞台で行われた印鑰(いんやく)継承の儀で加藤朝胤(ちょういん)前管主(76)から寺の印と鍵を引き継ぎ、七條袈裟(けさ)も伝授された。この後、生駒管主は法要の趣旨を盛り込んだ表白(ひょうびゃく)を奏上。回廊再建の計画を立て、支援を得ながら白鳳伽藍(はくほうがらん)の復興を成就させることを伝えた。
観世流能楽師らによって祝賀能「石橋(しゃっきょう)」が披露された後、春日大社(奈良市)の花山院弘匡(かさんのいんひろただ)宮司や興福寺(同)の森谷英俊貫首(かんす)らが祝辞。生駒管主は繰り返し礼を述べながら「七條袈裟は重量感があり、責任の重さを感じている。回廊は発掘調査が終わり全容が分かった。復興につなげたい」とあいさつした。
生駒管主は奈良市出身で、当時の高田好胤管主のもと薬師寺の僧侶として得度。花園大学文学部卒業。執事などを経て令和元年から副住職を務めてきた。
また、この日付で薬師寺の副住職には執事長だった大谷徹奘(てつじょう)さん、執事長には執事だった松久保伽秀(かしゅう)さんが就任した。

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