「卑弥呼の犬」愛称は「こまき」に決定、桜井市・纒向遺跡で発掘

愛称が「こまき」に決まった犬の模型と、松井正剛市長=桜井市役所
桜井市の纒向(まきむく)遺跡で出土した古墳時代初め(3世紀前半)の骨をもとに復元された犬の模型について同市は6日、公募の結果、愛称を「こまき」に決定したと発表した。邪馬台国(やまたいこく)の女王・卑弥呼(ひみこ)の宮殿があったとされる場所で見つかった犬は卑弥呼と一緒にいた可能性もあるとして注目を集めた。愛称は、卑弥呼の「こ」と遺跡名の「まき」にちなむことなどから選ばれた。
4月23日~6月30日に愛称を公募。47都道府県と韓国、フランスから2143件が寄せられた。「こまき」は漢字やひらがな、カタカナで複数の応募があり、松井正剛市長ら5人で構成する選定会議が選んだ。響きが「かわいい」ことも選定理由になった。
松井市長は記者会見で「纒向遺跡は国の始まりの地ともいわれている。多くの応募をいただいて、国の宝である纒向遺跡を知ってもらえることができたかなと、うれしく思っている」などと話した。犬の模型と、「こまき」と記した命名板を今月20日まで市役所1階で展示する。また名付け親となった応募者全員に命名証を贈る。
犬の骨は平成27年に出土し、1歳半以上の雌と推定された。市教育委員会が骨をCTスキャンで測定し、3Dプリンターで複製。肉付けして模型に仕上げ、今年4月、発表した。


































