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藤原宮、東西は117メートル 大極殿院の規模が確定


藤原宮大極殿院の調査区域。人が立っている前方部分が西門=橿原市

奈良文化財研究所は11月27日、橿原市の藤原宮跡(特別史跡)で、飛鳥時代に天皇が国家的な儀式を行った「大極殿院(だいごくでんいん)」を調査した結果、東西の幅が約117㍍と分かったと発表した。これまでも同じ幅が想定されていたが、確定した。すでに南北の幅は約158㍍と判明しており、全体規模も確定した。
昭和52年度に調べた大極殿院の西門南側と西面回廊の部分を中心に約400平方㍍を対象に発掘調査を実施。柱を据える礎石の痕跡3カ所と礎石1カ所を見つけた。すでに判明している東門付近の調査結果と合わせることで、西門と西面回廊の位置を確認し、東西の幅を明らかにした。
一方、西門外側で多数の瓦片や小石が出土した。奈文研は通路として特別な舗装が施された可能性があるとしている。
大極殿院は、藤原宮の中心建物である大極殿の四方を回廊が囲むことで形成される空間。西門のほか、北門、東門、南門があった。
奈文研都城発掘調査部の箱崎和久部長は「調査研究の基礎データが得られたことは大きい。研究をより深めていきたい」と話した。
現地説明会は29日午前11時と、午後1時半からの2回ある。

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