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天理市に新たな学びの場 子供支援団体と連携 児童館をリノベ


連携協定を締結する吉田田タカシさん(左)と天理市の並河健市長=同市

 

天理市は子供の貧困問題や不登校支援に取り組む、「アトリエe.f.t.」(一般社団法人みちをつくる)とともに、不登校児を含む子供たちの教育や文化芸術、地域振興などの新拠点づくりに取り組むと発表した。令和9年度のオープンを目指し、市御経野(ごきょうの)児童館を約2億7千万円かけてフルリノベーションする。(木村郁子)
アトリエe.f.t.は、ミュージシャン、デザイナー、教育者の吉田田タカシさん(48)が平成10年に創設。子供たちが気兼ねなく食事ができる食堂兼駄菓子屋「まほうのだがしやチロル堂」(生駒市)や、不登校の児童生徒の居場所「トーキョーコーヒー」(事務局・大阪市)を手がける。
市御経野児童館は敷地面積約3700平方㍍。築約年と老朽化が進んでおり全面改修する。公園のほか、木工教室やカフェ、シアタースペースを設置。大人と子供がともに学び、生きる力をはぐくむとともに、地域の人が集まりにぎわいを創出する場を目指している。児童館の機能は隣接する御経野コミュニティセンターに移転する。

子供の新たな居場所となる天理市御経野児童館

児童館近くには、退職した学校長や臨床心理士らがチームで児童生徒や保護者の問題対応にあたる「ほっとステーション」や「放課後子ども教室ひなた」があり、包括的な支援が期待できる。
9月に市役所で、子供や若者の健やかな成長と福祉の増進を目指す包括連携協定を締結した。吉田田さんは「子供たちが走り回れる環境があればと大阪と生駒の拠点を移転することにした。奈良から日本の教育を変えていきたい」と意気込む。並河健市長は「子供たちと子供を見守る大人たちがともに学び、『楽しい』を引き出せる場となってほしい」と期待を寄せる。
費用の一部に充てるため市はガバメントクラウドファンディングを10日まで実施している。詳細はふるさとチョイスGCFのページ=2次元コード。

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