なら歴史芸術文化村「〝穂積〟の地の古墳を探る」 14日まで

さまざまな形象埴輪が並ぶなら歴史芸術文化村の展示会場=天理市
天理市の道の駅「なら歴史芸術文化村」は、同市教育委員会と共催で、市西部と田原本町周辺の古墳群から出土した埴輪(はにわ)など約300点を集めた展覧会「〝穂積〟の地の古墳を探る」を開催している。14日まで。
同市前栽町付近か田原本町保津付近を拠点としていたとされる古代豪族の穂積氏は物部氏と同祖で、6世紀以降に王権中枢で活躍し、朝鮮半島の百済との外交も担う重要な立場にあったとみられている。両地域には水晶塚古墳や荒蒔(あらまき)古墳など古墳時代後期の中規模古墳が点在し、動物や人形の形象埴輪が多数出土している。
展示物前に表示された2次元コードをスマートフォンで読み込むと、埴輪内部の立体画像を見ることができる。星塚1号墳から出土した松の枝で作られた国内最古の出土例とされる横笛「笛状木製品」の音色が会場に流れる。
なら歴史芸術文化村の主任研究員の藤元正太さんは「形象埴輪がこれほど一堂に会するのは珍しい。今回の展示をきっかけに、古墳や埴輪に興味を持ってもらえたら」と話している。
ワークショップや講演会などの関連イベントも随時開催している。入場無料で、月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日)。開館時間は午前9時~午後5時。問い合わせは同文化村(0743・86・4420)。


































