「万葉日本画カレンダー」8年版で最後 スマホ普及で需要低迷
2025年12月18日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

令和8年版の「万葉日本画カレンダー」=明日香村
県立万葉文化館(明日香村)は、「万葉日本画カレンダー」の発行を、現在販売している令和8年版で最後にすると決めた。カレンダー機能付きのスマートフォンが普及し需要が低迷しているためで、20年以上にわたる歴史に幕を下ろす。
同館は平成13年に開館し、14年版からカレンダーを発行してきた。同館は万葉集に収録された歌をモチーフにした日本画を所蔵しており、その中から選んだ作品を掲載してきた。
しかし、スマホの普及とともに販売数が減少。令和7年版は発行した600部のうち230部が在庫となり、採算が合わなくなっていた。
8年版は縦26㌢、横32㌢。6人の画家が描いた6作品を、2カ月ごとに1つずつ掲載している。広報担当者は「毎年、購入してくれる人もおり、残念だが、やむをえない」とし、「最後のカレンダーなので購入した人は大切にしてほしい」と話している。
8年版も600部を発行。1部千円。同館内のミュージアムショップで販売している。問い合わせはショップ(0744・54・1850)。


































