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県警、県内4金融機関と協定 特殊詐欺など防止へ連携強化


県警は23日、県内に本店を置く4つの金融機関との間で、金融犯罪の情報提供に関する協定を結んだ。近年犯罪が増え続けている特殊詐欺やSNSを使った投資詐欺、恋愛を偽ったロマンス詐欺などの金銭がらみの被害を防ごうと、各金融機関の協力を得て容疑者検挙につなげる。

協定を結んだ県警の宮西健至本部長(前列中央)と4金融機関の代表者ら=県警本部

この日、県警本部で協定を結んだ金融機関は、大和信用金庫(本店・桜井市)▽奈良信用金庫(同・大和郡山市)▽奈良中央信用金庫(同・田原本町)▽県農業協同組合(JAならけん、同・奈良市)。各金融機関の代表者らが出席し、県警本部長とともに協定書に署名した。
県警によると、こうした協定は3月、近畿の警察本部で初めて南都銀行(本店・奈良市)と締結しており、これまで犯罪抑止の効果も出ている。今回の協定で、提携先を拡大し「県内すべての金融機関と協力体制を築いた」(県警組織犯罪対策課)としている。
協定に基づき、県警は犯罪利用された口座情報を金融機関に提供。その口座に不審な振り込みが確認された場合は県警に通報があり、被害者に連絡して被害拡大を防ぐ仕組みだ。
県警の宮西健至本部長は「特殊詐欺をはじめとした金融犯罪の根絶につなげたい」と意義を強調。金融機関を代表し、県信用金庫協会長の中村正德・大和信金理事長は「いち早く被害を発見して防止し、資産を守る安心・安全な取り組みとして県警と連携を強化したい」と話した。

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