経済団体年頭会見 橋本・奈良商議所会頭、連合の春闘目標に一定理解
2026年01月7日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

記者会見する奈良商工会議所の橋本会頭=奈良市内
奈良商工会議所の橋本隆史会頭は6日、奈良市内で開いた経済団体の年頭記者会見で、労働組合の全国組織「連合」が春闘で掲げる目標賃上げ率「5%以上」について一定の理解を示しつつ、中小企業が直面する厳しい現状を指摘した。
連合は基本給を引き上げるベースアップ(ベア)相当分で3%以上、定期昇給分を含めて5%以上を目標としている。橋本氏は昨今の物価上昇率が3・3%前後で推移していることを踏まえ「ベアで3%以上という要求には理論的な根拠がある」と述べた。その一方で「人件費の高騰は中小企業にとって大きな重荷」とし、全企業が対応できるわけではないとの認識を示した。
橋本氏は今月から施行された中小企業の関わる取引の適正化を目指す「中小受託取引適正化法」(取適法)に期待を示し「適切な価格転嫁を通じて収益を確保し、従業員の給与に反映させる好循環の構築が不可欠だ」と強調した。


































