奈良で日韓首脳会談 「新たな一歩を」 高市首相地元で期待の声

日韓首脳会談の会場となったホテルの前に集まった人たち=奈良市(安元雄太撮影)
高市早苗首相の地元・奈良で13日開かれた韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領との日韓首脳会談。会場となったホテル前などに集まった人や県内の自民党関係者は奈良市での首脳会談の開催を歓迎するとともに、両国の友好や協力を深める機会につながればと期待を寄せた。
沿道で大統領の到着を待っていた奈良市の40代の無職女性は「日韓関係がどのように変わるのか見届けたい。中国との関係性が悪化する中、韓国とは戦中戦後の軋轢を解消して新たな一歩を踏み出してもらいたい」と話した。奈良市役所の女性職員(53)は日韓の友好関係を築くことを期待しているといい、「さまざまな外交課題があると思うが、しっかりと解決し強い日本を実現してほしい」とエールを送った。
地元で高市氏を支える「高市早苗総理大臣を熱烈に応援する会」の安東範明会長(県医師会会長)は「医療は国境を越えて協力が求められる分野。両国の交流が深まり、医療や公衆衛生の分野でもよりいっそうの協力が進むことを期待している」と力を込めた。
自民党県連幹事長の疋田進一県議は「奈良県で日韓首脳会談が行われたことは誉れ」と歓迎し、「中国をはじめ国際情勢が混沌とする中、隣国の韓国と緊密な関係を持つことはとても大切だ」とコメントした。
職場が近くにあるという奈良市の会社員、崔圭宇さん(66)は「大統領が奈良に来てくれてすごくうれしい」と笑顔を見せた。今回の会談を「互いの距離がさらに縮まるような機会にしてほしい」とした。

県文化会館前に掲げられた歓迎のメッセージ=奈良市
観光で訪れた台湾の大学生、林興瑋さん(20)は、首脳会談に合わせて県が設置した歓迎のメッセージにカメラを向けていた。「シカを見たくて来たが、首脳会談が行われているのは知らなかった」としつつも、「日韓両国だけでなく、台湾も一緒に仲良くできれば」と話した。


































