県とミライズエネチェンジ協定 EV充電器普及へ
脱炭素社会の実現と電気自動車(EV)の普及に向け、県とEVの充電サービスなどを手掛ける「ミライズエネチェンジ」(東京)は、EV充電インフラの構築に関する連携協定を締結した。県有施設3カ所にそれぞれ4台分の充電器を設置する。4月に着工し、6月から順次サービスを始める予定。設置場所を持つ行政と技術や資金力を持つ民間との連携により、充電インフラの拡大を目指す。

協定書に調印したミライズエネチェンジの柘野善隆社長(左)と山下真知事=県庁
県は2030(令和12)年度までに13(平成25)年度比で温室効果ガス排出量を45・9%削減し、50(令和32)年度までに排出量ゼロの達成を掲げている。
登大路自動車駐車場(奈良市)、馬見丘陵公園(河合町)、うだ・アニマルパーク(宇陀市)の3カ所に、それぞれに4台分の普通充電器を置く。観光周遊や宿泊の時間に充電する使い方を想定し、急速充電器にしなかった。利用者はスマートフォンのアプリで利用者登録や支払いを行う。
県がEV充電サービス事業者と連携協定を結ぶのは初めて。初期投資での県の負担はなく、他の施設や民間宿泊施設への拡大も目指す。
協定書の調印後、山下真知事は「充電場所を増やし、ユーザーを掘り起こし、脱炭素や自動車産業を発展させるという好循環に期待している」と述べた。
ミライズエネチェンジの柘野善隆社長は「滞在時間が長い施設や民間宿泊施設の駐車場を活用させてもらい、EV充電インフラの整備を進めるという取り組みは大変画期的だ」と協定締結の意義を強調した。


































