心込め「うちわまき」準備 唐招提寺 19日に「中興忌梵網会」
2026年05月8日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

うちわまきに向け宝扇を準備する僧侶ら=奈良市の唐招提寺
唐招提寺(奈良市)は7日、「うちわまき」で知られる「中興忌梵網会」(ちゅうこうきぼんもうえ、19日)を前に、ハート形のうちわ(宝扇)を準備する作業を報道陣に公開した。
中興忌梵網会は鎌倉時代に唐招提寺を復興した覚盛(かくじょう)上人をしのぶ法要。うちわまきは上人が蚊(か)をたたこうとした弟子を戒めたことから、逝去後に尼僧が蚊をはらううちわを供えたことにちなむと伝えられる。
うちわは長さ約㌢で和紙に梵字が記されており、魔よけになるとされる。この日は僧侶らが手作業で丁寧にうちわを準備した。
19日は法要後の午後3時から、僧侶が鼓楼からうちわ約300本を6回に分けてまく。20~60歳が対象で、参加券は同日午前9時から南大門付近で配布。唐招提寺の松浦俊昭執事長は「世界情勢や災害が心配される中、心穏やかになるようお参りいただきたい」と語った。


































