平城京南端付近に八条大路跡 橿考研発表
2026年09月14日 奈良県専売会 ニュース&トピックス
県立橿原考古学研究所は10日、奈良市西九条町の平城京跡の南端付近で、東西に延びる古代の道路・八条大路跡の一部(長さ約16㍍、幅約7・7㍍)が出土したと発表した。施工時期は、遺物の瓦片から平城京遷都(710年)後の8世紀前半以降と推定。現場は政治の中心の平城宮から離れており、平城京南端付近では遷都後でも道路がつくられていた可能性があるとしている。
6月から調査を開始。八条大路跡は他の場所でも出土しているが、今回見つかった区間は軟弱地盤で、盛り土をして道路をつくっていた。瓦片は複数発見され、うち1点から盛り土の時期を推定した。天平年間(729~749年)の初頭以降と考えられるという。また荷車などが通ったとみられる轍痕跡と牛の足跡も複数見つかった。


































