水平社博物館資料 世界記憶遺産のアジア太平洋地域版に登録
水平社博物館(御所市)を運営する奈良人権文化財団は1日、部落解放運動を進めた「全国水平社」と、朝鮮半島で設立された人権団体「衡平社」との交流を示す資料が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産アジア太平洋地域版に登録されたと発表した。日本からのアジア太平洋地域版への登録は初めてという。
登録されたのは、全国水平社創立者の1人である米田富が衡平社の創立過程などについて記した手帳や、衡平社との連携を最初に提起した第3回全国水平社大会協議会提出議案、衡平社趣意書が掲載された大島水平社の機関誌「火箭」など、水平社博物館が所蔵する資料5点。
同館が昨年3月に申請し、今年5月18~20日にベトナムで開かれたアジア太平洋地域ユネスコ記憶遺産委員会総会で登録が決まったという。
記者会見した奈良人権文化財団の川口正志理事長は「アジア太平洋地域版の世界記憶遺産に、日本で初めて登録がかなった。マイノリティーの運動の広がりを改めて世界に発信できる」と語った。
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