奈良県で産経新聞の購読試読・求人案内。

産経新聞 奈良県伊賀地区専売会産経新聞 奈良県伊賀地区専売会

産経新聞グループ各紙のご購読はこちら 0742-24-2214

専売会について専売会について各専売店の紹介各専売店の紹介地域貢献地域貢献求人内容求人内容購読・試読サービス購読・試読サービス

sanbai-02.jpg

ササユリ奉納地元の誇り 宇陀・大神地区 率川神社「ゆりまつり」支える裏方


 奈良市の率川神社(大神神社の摂社)で17日行われる「ゆりまつり」。ササユリを飾り、巫女がササユリを持って神楽を舞うかれんな祭典だが、そのササユリを集めているのが宇陀市菟田野の大神地区の人たちだ。獣害で数が減少しているうえ、温暖化で開花が早まるなどさまざまな苦労の中でササユリを集め、裏方として祭りを支えている。

今年もゆりまつりのササユリを奉納した大神地区の人たち

今年もゆりまつりのササユリを奉納した大神地区の人たち

 大神地区は宇陀市南部の山間部に位置。地区では大神神社に農作物を奉納しており、地区の神社の祭典には大神神社の神職が参列するなど関係が深い。ゆりまつりに使うササユリも、地区の人たちが総出で集めて毎年神社に奉納しており、戦前から続いているという。

 今年も地区の全18戸が参加し、周辺の山などでササユリを採取。しかし、イノシシや鹿などに球根を荒らされたためササユリの数は年々減少。採取は困難になっており、親戚などにも頼んで集めているという。

 さらに大きな問題は、温暖化で開花が早まっていること。かつては祭典の直前に咲くのが普通だったが、最近では5月中に開花するササユリも目立つ。

 このため、地区の人たちは2週間ほど前から山に入ってササユリを探し、開花前のつぼみの状態で採取。シイタケ栽培のために使っていた大型の冷蔵庫を活用して保存することで開花を抑え、祭りに見ごろとなるよう調整している。

 ササユリの保存に大型冷蔵庫を提供している前田喜兵衛さん(75)は、「名前の通りこの地区は大神神社と繋がりが深く、ササユリを奉納できることを誇りに思います」と話す。今年、地区で集めたササユリは約270本に上った。

 ゆりまつりは疫病を鎮めるために始まったとされる祭りで、1300年以上の歴史を持つ。16日には桜井市の大神神社拝殿で、率川神社にササユリを送る「ささゆり奉献神事道中安全祈願祭」が行われ、神社で育てたササユリを含めて「ささゆり奉仕団」の人たちが電車で奈良市まで輸送。率川神社で神前にササユリを飾った。

 大神地区の区長の男性(61)は「温暖化や数の減少などいろいろな苦労もあるが、古くからの伝統であり、これからもゆりまつりのために協力していきたい」としている。

【関連記事】

かれんな白い花 大神神社でササユリ咲く

透き通る白さの「銀竜草」 大神神社境内で咲く

三輪路を神輿行列練り歩く 大神神社で「春の大神祭」

新人巫女さん奮闘 大神神社で神楽舞講習

桜井の大神神社で地元児童が和太鼓演奏体験

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

産経新聞の試し読み、ご購読はhttp://sankei-nara-iga.jp/koudoku.html

求人情報求人情報
購読・試読のお申込み購読・試読のお申込み
お問い合わせお問い合わせ

産経新聞各紙
産経新聞産経新聞
サンスポサンスポ

グループ各紙
月刊TVnavi月刊TVnavi
MOSTLYMOSTLY
正論正論
週刊ギャロップ週刊ギャロップ

読もうよ新聞読もうよ新聞

野球教室