「後世に伝えるため」、春日山原始林守れ 若草山の山頂で消防訓練
山林火災が発生した際に迅速な消火活動ができるようにと、奈良公園事務所や奈良市中央消防署などが若草山(標高342メートル)山頂周辺で消防訓練を実施した。
昭和53年6月に発生した火災で4・8ヘクタールの山林が焼けたのをきっかけに毎年行われ、今年で38回目。今回は奈良公園事務所の職員や消防隊員ら約50人が参加した。
訓練は、若草山の谷間から出火したとの想定で実施。隊員と公園事務所職員らが協力してホースをつなぎ合わせ、山頂や中腹などから谷間に向けて一斉放水した。
奈良公園事務所の西岡純一郎所長(55)は「昨年8月には春日山原始林で落雷による火災も発生した。今後も合同訓練を続け、関係を密にしていきたい」。奈良市中央消防署の森田敬三署長(57)は「山林火災のマニュアル作成など、春日山原始林を後世に伝えるために尽力したい」と話していた。
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