にぎやかに夏祭り 奈良市で「たかまど杜のにぎわい」
2016年08月28日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
福祉施設の利用者や職員、地域住民が集う夏祭り「たかまど杜のにぎわい」が27日、奈良市の就労支援施設「働く広場」で開催され、多くの人たちでにぎわった。
働く広場は、障害者や生活保護受給者の自立と就労支援を目的に社会福祉法人・奈良社会福祉院が運営。夏祭りは地元住民との交流、地域貢献をめざして平成12年から毎年8月に開催している。
この日は、施設前の広場に職員らがつくる焼きそばや中華風混ぜご飯などの出店が並ぶ中、職員や施設利用者ら約20人がダンスや歌を披露。来場者から大きな拍手が送られた。
厚朴隆蔵施設長(71)は「施設が地域の一員として地元の方々と交流、親睦をはかる大切なイベント。今後も末永く継続していきたい」。
奈良市の公務員、吉田直由さん(28)は「初めて来ましたが、地元に密着した街のお祭りという感じでいい雰囲気ですね」と話していた。
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