【あっ、これ食べたい!】 糖度高~い イ・チ・ゴ~ めいとく農園
奈良市山町にある「めいとく農園」のイチゴは第43回農林産物品評会で農林水産大臣賞を受賞するなど、数々の受賞歴をもつ。イチゴといえば春のイメージがあるが、「気温の低い時期の方が、赤く色付くまで日数がかかるので甘みがあります」と代表の山田明徳さん(36)は話す。
めいとく農園では、奈良の育成品種で酸度と糖度の高い「古都華(ことか)」と、大きい果実の「かおり野」、果皮のやわらかい「章姫」を育てている。「やっぱり大きいイチゴが食べ応えもあっておいしいですよ」という山田さんは、他の作物は作らず〝イチゴ一筋〟だ。
採れたての大きな「古都華」を一粒かじってみると、実は硬めでしっかり。果汁が口の中にあふれ出す。
同園は直接販売はしておらず、農産物直売所の「旬の駅ならやま」などで購入できる。中でも「古都華」はファンが多く、入荷後すぐ売り切れることも。納品時間などは収穫状況によって異なるため、各販売所への問い合わせをお薦めします。 (朋)
【販売場所】旬の駅ならやま(奈良市奈良阪町2626-2 ☎0742・22・2930 営業時間午前9時~午後6時)
奈良のうまいものプラザ(奈良市三条本町1-1JR奈良駅構内1階 ☎0742・26・0088 営業時間午前7時~午後9時)
JA特産品アンテナショップ(奈良市今辻子町45-1 ☎0742・24・4657 営業時間午前10時~午後6時で、イチゴは月曜・水曜・金曜のみ)
【メニュー】古都華(1パック700円~)、かおり野(1パック450円~)、章姫(1パック450円~)