【インフル】 警報発令 昨季より2週早く 学級閉鎖は43施設に
2017年02月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良県内でインフルエンザの流行が拡大しているとして、奈良県は2日、インフルエンザ警報を発令した。県は手洗いやうがい、マスクの着用を呼びかけている。
県によると、1月23~29日の1週間、県内54カ所の定点医療機関から報告された患者数は1782人。1医療機関当たり33人となり、警報発令の基準である30人を超えた。警報は昨シーズンに比べて2週早い。
年齢別では、0~9歳が713人で最多。次いで10~19歳が655人▽60歳以上が111人▽40~49歳が100人―などだった。
1月16~22日の間、インフルエンザにより学年閉鎖や学級閉鎖を実施した県内の保育所や小中高校は43施設に上った。