職員採用試験問題配布ミス、44人が再試験 香芝市
香芝市が20日に行った来春の職員採用試験で、問題用紙を誤って配布するミスがあり、44人が受験できなかったことが25日、わかった。市は44人に対して再試験を行うことにしている。
市によると、試験は20日に市中央公民館内の6会場で行われ、計184人が1次の一般教養試験を受験。このうち、一般事務職(中級)など志望の新卒者24人と、一般事務職(上級)など志望の職務経験者27人に対し、会場で問題を取り違えて配布した。
試験開始から約30分後の午前9時半ごろ、新卒者の受験会場担当の職員が気づき、職務経験者の7人は午前10時から別会場で予備の正しい問題用紙で改めて受験。ただ、用紙不足のため残る44人は当日受験できなかったという。
問題用紙の仕分けの際に入れ間違ったといい、市人事課は「今後二度とこのようなことがないよう徹底する」としている。
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