【バンビシャス通信】 長期展望でプロ選手育成 U15のユースチーム設立へ
バンビシャス奈良では、新たにユースチーム(15歳以下、U15)を設立するためのトライアウトを7月2日、平群町総合スポーツセンターで開催する。
B・LEAGUE主催のU15チームの交流や世界に通用する選手輩出に向けた育成強化の礎を形成するために開催されるU15大会「B・LEAGUE U15 CHAMPION 2017」に向けてのチーム作りだ。
ユースチームを保有する計画書の提出などをクラブライセンスの基準としてBリーグは設けており、バンビシャス奈良もこれを機に県内の競技力向上とととに、トップチームへの人材育成・発掘を目指す。
現在、小学3年~中学3年までを対象に11校のバスケットボールスクールを運営し、約400人の生徒が通っている。その上位にU15のユースチームを設立することで、より長期的な展望のもと未来のプロ選手の育成を進める。スクールの工藤和樹コーチ(36)は「将来プロを目指している強い気持ちを持った人材を発掘したい」と話している。
一方、16歳以上が参加できるトップチームのトライアウトも7月4日、ならでん第二アリーナ(奈良市中央第二体育館)で実施する。Bリーグは16~22歳までの選手を重点的に強化する狙いで、特別指定選手として高校生、大学生を各チーム2人まで登録可能としている。高校生でもBリーグの試合に出場することができる。
今後は若手選手の獲得についても注目が集まる。
いずれも詳細はバンビシャス奈良のホームページか事務局(☎0742・20・1800)へ。 (バンビシャス広報 和田真知子)